貧民夜想會 旧館

_ [雑多]どうしたら!!　うちの子どもが結婚しない!!

どうしたら!!　うちの子どもが結婚しない!!

8月号の特集に「プロポーズできない男たちが急増中!? どうしたら!!　うちの子どもが結婚しない!!」というのがあります

この雑誌、数年前に実家に帰省したときに母が読んでいました

そのとき実家で手に取った号でも「なぜうちの子供は結婚しないのか」という特集が組まれていました

その特集では小倉千加子が、結婚しない子供とその親の心理を解説していました

子供の結婚は、親世代にとっては定番特集なんですかね

_ [book]黒山もこもこ、抜けたら荒野 デフレ世代の憂鬱と希望

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日経ビジネスオンラインの書評を見て購入。推奨マークがついてました

1970年生まれの著者の自分語りに社会評論を織り込んだスタイルで、個人的経験と評論をうまくまとめていて、話がやや散らかりながらもうまく評論しているところがよかった。サブタイトルに「憂鬱と希望」とあるけれど、憂鬱の度合いが高い

わたしは彼女と同年代で、経験してきた時代と事象には非常にリアリティがあったし、それをこれだけまとめられた筆力はすごいと思った

本の最後に彼女は

私たちが子どものころ、日本は常に黒山の人だかりであふれていた。だがそれはせいぜい足を踏まれたり迷子になる程度の「数の暴力」であった。

では、現在、どういった「黒山」が数の猛威をふるっているのか？

と書いているのですが、ぜひこの先の論考をしてほしかった。それは次回に期待したいです

でも結局、その「過渡期を生きた人間の困惑」は、上の世代にも下の世代にもわかってもらえないんだろうな。わかってもらう必要はないのかもしれないし、わかってもらったところでなんにもならないんだろうけど

著書の内容とは関係ないところで、彼女は幸せな人だなと思ったところがある 1つは163ページの

中学生だった私は、相模原の僻地から、片道九〇分以上かけて渋谷や池袋に通った。なぜなら、そこにはパルコがあったからである。

というくだり

たとえ九〇分以上かかったとしても、新幹線や特急を使わなくても行けるところに渋谷や池袋やパルコがあったというだけで、この人は幸せだと思ってしまった

あともう1つ、これはわたしの勝手な思いこみだけど、彼女は東京郊外の生活者であるがゆえに「上京した田舎の秀才の埋没と挫折」を味わうことはなかったんだろうな、という点

現実には「郊外」も「田舎」も大して違わないんだろうけど、田舎者であるわたしには、この差異はすごく大きく感じるのよ

_ [book]心にトゲ刺す200の花束—究極のペシミズム箴言集

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友人から借りたもの

わたしは母から「なんでお前はそんなに厭世的なんだ」と言われるくらい、昔から厭世的でした

しかし、最近厭世的でいることにも疲れるようになったんだよ

かといって、ポジティブでいることはそれ以上に疲れるしね

そういう「ネガティブも疲れるけどポジティブも疲れる」というわたしには良い本でした

単にネガティブに疲れているだけじゃなく、「ネガティブな自分を笑い飛ばす」ことができたのは貴重かも

個人的に気に入った言葉をいくつか

どうして自分で自分を苦しめたりするの？

どうせ人生が苦しめてくれるのに(ローラ=ウォーカー)

生まれてから十八歳まで、女に必要なのはよき両親、

十八歳から三五歳までは美しさ、

三五歳から五五歳までは性格のよさ。

そして五五歳以降には現金が必要になる。(ソフィー=タッカー)

この世は

考えるものにとっては喜劇であり、

感じる物にとっては悲劇である。(ホラス=ウォルポール)

いまの経済状況では

あらゆる光明の後ろに暗雲がたれこめている。(「ビジネス・ウィークリー」1992年3月9日の見出し)

_ [TV]押井守が「笑っていいとも」に出ていた

前日夜にmixiで知ったので録画

相変わらずのぼそぼそ声で、テレビのボリュームを上げるとタモリや観客の声が大きくなりすぎてうるさい

タモリもはともかく(結構苦しそうだったけど)、観客はおそらく押井守に興味がないor知らない人がほとんど全てと思われる

客席と押井守との間に見えない壁を感じました

押井守はバラエティに出てはいかん人だと思ったよ

_ [movie]靖国 YASUKUNI

公開前に色々騒ぎになった映画ですが、個人的にはそこまで騒ぐほどでもないと感じました

ただ、全体を通して一種の「気持ち悪さ」を感じたのは確かです

靖国刀を作る刀匠へのインタビューに対して、インタビュー中に妙な間が多かったことと、監督の刀匠への迫り方に気持ち悪さを感じたのかもしれない

中国人対日本人で靖国神社について話すとなると、そうなってしまうことは致し方ないのだろうか

靖国問題は、まったく主義主張が異なり、なおかつ全員が「自分が絶対に正しい」と思っている人たちが全面的に絡み合っているから、こりゃいつまでも解決しないな、というのが映画を見ての率直な感想です

_ [music]iPod Touch

先日 iPod Touch を購入し、少しずつCDの取込をしています

アルバムアートワークの取込もやってるんだけど、取り込んだアルバムの95%はデータがない

取り込んだアルバムのほとんどが邦楽で、なおかつマイナーなもの古いものが多いせいだと思われる

データがある数少ないアルバムにはThunderclap NewmanとかFishermen Tit Totの「The instant fisherman」があって、正直驚いた

「The instant fisherman」に関しては、購入した当時Webにこのアルバムについて日記を書いたところ

バンドメンバーの方から直接メールをいただき、なおかつ日記に書いた疑問点にも答えていただいた(スタッフクレジットに関することだけど)思い出があります

_ [雑多]北陸痛車連合

今日バイパスを車で走っていたら、すぐ前を走っていた石川ナンバーの紺色の車のリアハッチに「北陸痛車連合」と書かれていました

追い越しつつ車を見たら、側面とボンネットに大きくハルヒが描かれていた

_ [雑多]真・猫の十戒

真・猫の十戒

つい笑ってしまった

「都会のネコは家につかない」…「ひとにもつかない。なんにつくかっていうと待遇につくんだ。…」

と書いたのは関川夏央だった。その通りだと思う

_ [雑多]特別展「対決−巨匠たちの日本美術」

特別展「対決−巨匠たちの日本美術」

いつかは絶対に本物を見たいと思っていた作品が、いくつも展示されます

サントリー美術館　開館記念特別展「鳥獣戯画がやってきた！—　国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌」はがんばって前半と後半両方見に行ったけど、今回はおそらく1回しか行けないorz

なので、俵屋宗達「風神雷神図屏風」と長谷川等伯「松林図屏風」のどちらかは、諦めないといけないかもしれない(泪)

_ [book]自分の小さな「箱」から脱出する方法

友人から借りたもの

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「人間関係に関する多くの問題を一挙に解決できる力を秘めている」という本

人間関係で起こるいろいろに対して、漠然と自分が「自分が相手のことをこう思っているから、相手はあのように行動するのではないか」と思っていたことに、よりはっきりした輪郭が与えられた感じが得られたのはよかった

「総論として言いたいことはわかるしその通りだと思うけれど、詳細や具体的な方策がよくわからない」感じが残ってしまったのが残念といえば残念だけど、具体的なノウハウを提示する本ではないので、そこは自分で考えていかないといけないのだな

この本を読んでいて思い浮かべたのが「他人を攻撃し、貶めることでしか自分のアイデンティティを確認できない」という、昔の職場にいた課長

わたしはこの人から頻繁に攻撃を受け、かなり大変な思いをしたんだけど(職場を去る直接の原因になったし)、こういう強固な箱に入った人からの攻撃に負けない方法を知りたかった

でもこの本は具体的なノウハウやスキルを提示する本ではないし、結局そういうノウハウなりスキルは、自分でもがきながら身につけてかないといけないものなんだよね

興味深い本だったけど、正直自分の中で未消化というかわからない部分がまだある。時間をおいて、もう1回読んでみたいと思う

_ [book]週刊 ダイヤモンド 2008年 7/5号

月曜日発売の雑誌を土曜日に購入し、週が変わってから読み始める。特集の「使える!経済学」のみ読む

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「今なにが起きていてどうなりそうなのか」がコンパクトにまとまっていてよかった

特に『名著「新訳」つまみ食い』は、経済学の古典の要約があって、「この人(本)はなにを論じたのか」がわかりやすくなっていて◎

経済学ど素人には1度で理解できないところもあったけど、そこはもう1度読んでみたい

_ [TV]アニクリ15

15本一挙に放送されたのを録画して鑑賞

すでに見たことがあるものが8本

そのうち押井守・今敏・マイケル=アリアスは放映時間を調べて録画して見ています

前田真宏・西見祥示郎・小林治・河森正治・中澤一登は、別の番組を録画したときに一緒に録れていました

「サラリーマンNEO」のあとによく流れていたしね

「サラリーマンNEO」の後によく流れていたというとエル・ポポラッチがゆく!!、これも結局半分しか見られなかったな

サラリーマンNEOと一緒に録画されたのを、全部分離して別にDVDに納めたけど、やっぱりDVD買おうかしら

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_ [book]愛は毒か 毒が愛か

日経ビジネスオンラインで紹介されていたもの

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自分の来し方行く末について、意味もなくうじうじと悩んでしまっているときに読んだせいもあってか、げらげら笑いながらも結構きっついな〜と思うところ多し

でも、そのきつさが嫌なものではなく、後味も悪くない。一言で言うと「柚子胡椒」のような本でした。読んでよかったと思う

そして、著者が好きだというスーザン=ソンタグも、機会があったら読んでみようと思います

読み終わって、自分が抱えている問題の核にあるのは「こうあるべき」という足枷に反発しつつ、結局そこにはまろうとして(とどまろうとして)生じる軋轢ではないか、と思った

そういう自分に足りないのは「業」と「タフさ」と「プライド」なのかも

話は変わって。この本でも取り上げられていた岡崎京子「ヘルタースケルター」について

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わたしもこの話が好きで、何度となく読み返しています。大学の倫理学の先生を囲んだ読書会でもネタ本として取り上げたことがあります

しかし、受けはよくなかった

まず上がってきた意見が「作者は登場キャラクターに愛がない」。りりこと吉川こずえの絵の描かれ方を見てそう思ったらしい

そのときはわたしも何をどういったらいいのかわからなくて黙っちゃったけど、もっとこの作品に限らず岡崎京子について熱く語ればよかった

_ [雑多]答えはどこにあると思いますか？

わが子を自分探し病から守る　前編

反射的に出た、わたしの答は「答なんぞない」でした

突っ込みどころは色々あると思うけど

書いた人は、わたしとそれほど世代が違わない人だと思う。わたしは「ねるとん」も「あいのり」も見たことないけど、自分探し病に関する考えは大きくはずれてはいないと思う

_ [雑多]オリコンの芥川賞に関する記事がおかしい件

芥川賞が楊逸『時が滲む朝』に決定　日本籍以外の初の受賞者に

楊逸は、芥川賞の長い歴史上初めての日本人以外の受賞者となった。

と記事にありますが、すでに日本人以外なら李恢成や李良枝や柳美里や玄月という在日コリアンの受賞者がいますけど

確かに「中国人初」「母語が日本語以外の人では初」ではあるけれど、それを「日本人以外で初」と言ってしまうのはどうなんだろう

いくつかネットで配信された記事を確認しましたが、「初めての日本人以外の受賞者」と書いているのはオリコンだけですね

_ [雑多]ブルーハーツがパチスロになるらしい

ザ・ブルーハーツがパチスロに…名曲とともに８月登場

ネタフルさんのエントリで知りました

わたしはブルーハーツのファンではないけれど、でもやはり複雑です

_ [book]不謹慎な経済学

9784062820813

経済に興味を持ち始めたばかりの経済ど素人のわたしは、この本で「リフレーション」や「リフレ派」という言葉を知りました

こんなんだから、読んでわからなかったところもあるけれど、読み物としてはおもしろかった

「お金がすべて的経済学とは違った経済学」(ぼくにはこちらの方が正しい経済学だと思う)

という一節はなるほどと思った

_ [book]ビジネスマンのための「発見力」養成講座

9784887595828

美容院に持っていって、美容院で読み切ってしまった

「決して新しいことは書いてないし聞いてしまえば当たり前だけど、言われるまで気が付かない」ことが書いてある本。この点から「さおだけ屋はなぜつぶれないか」と同じラインの本だと思った

「ものが見える小さな10のヒント」

1. 先に要点を知る
2. ヒントを先に得る
3. 分解する
4. 情報を減らす
5. 気づいたことをすぐメモする
6. 比較する
7. 一分を取り替える
8. 視点を変える
9. 複数で話す
10. 素直になる

• おまけ ものが見える人は幸せになれる

は役に立ちそうなので、いつも意識できるようにしておきたい

_ [book]レバレッジ英語勉強法

友人から借りた物

9784022504234

一連の「レバレッジ○○」シリーズでは初めて読んだ本です。1時間もかからず読了

前にいた職場で、時々かかってくる英語の電話の取り次ぎができるようになれば、と思ってラジオ英会話を聞き始めたのが、英語を勉強するきっかけだったりする

しかし現在は英語と縁がなくなってしまい、なんとなく英語ポッドキャストだけは聞き続けてるけど、この調子だと続かないよな、アウトプットないしな、と思っていたときに読みました

漠然と勉強しても身に付かない、集中してやらないといかんなと個人的に感じていたことの裏付けが取れた感じ。メンタルブロックについても我が意を得たりという感じだった

しかし「英語を使って何をしたいか」というと、現在のわたしには強い動機がない(「とりあえず必要になったときに困りたくない」)ので、まずはそこをうまく作らないといけないな

_ [TV]NHKの2つの番組で同じ人が取り上げられている

山口県下松市の山下工業所の国村次郎さんが、サラリーマンNEOの「はたらくおじさん」とプロフェッショナル 仕事の流儀に続けて登場しました

両方見ましたけど、取材は2番組のスタッフが一緒に行ったんだろうか

それとも「プロフェッショナル 仕事の流儀」の取材班が撮影した素材(猫柳と岩田の映像とか「ええねん」も彼らが撮ってきて)を基に作成したんだろうか

別にどちらでもいいんですが、ほのぼのと渋いのと、両方の切り口で同じ人が見られてなかなか面白かった

「はたらくおじさん」に出ていた新幹線駅はどこだろう

_ [movie]押井守いろいろ

「スカイ・クロラ」の公開が近づいてきたこともあってか、押井守が課外授業やJ-WAVE WAKE UP TOKYOに出演しましたね

「課外授業」は録画したものを、WAKE UP TOKYOはポッドキャストで鑑賞

「課外授業」は、学校の先生を目指していただけあって、子供たちへの話がうまいと思いました

彼がこれまでに作り出した街の映像を子供たちに見せていたんだけど、子供たちが水を打ったように静かになっていたのが印象的だった

何か心を打つものがあったんだろうか

子供の頃の写真が写っていたけど、全く顔が変わってないね

関係ないけど鈴木慶一も、子供の頃から全然顔が変わっていない

WAKE UP TOKYOは、短い話ながら印象に残る箇所が多かったです。「若いうちは自分を過大か過小にしか評価できない」とか「何者かにならないと人生つまらない」とか

「攻殻機動隊2.0」、早く見に行かないと

_ [book]グラデュエーション デイ—未来を変える24のメッセージ

新幹線乗車の際の暇つぶしに買った物

9784903825007

卒業式の印象というのはとにかく薄い

小学校はまったく記憶無し。中学校は、あきれるほど話の長い校長の話が40分で終わって、友人と「早く終わってよかったね」と話した記憶しかない

高校の卒業式は寝ている間に終わった。わたしの後ろの席の人から「あんた、みんなが礼してるときにわたしが後ろから押してやったんだからね」と言われたことだけ覚えている

大学は記憶無し。式典なんかでないで学位記と卒業証明書だけもらって帰ってくればよかったと考えていたくらい

それはともかく、この本はスピーチ集としてはとてもよかった。いつか英語で読んでみたい

登場するのは以下の人たち(カッコ内はスピーチをした大学)

• ティム=オライリー(カルフォリニア大学バークレー校)

• ジョージ=ルーカス&スティーブン=スピルバーグ(南カルフォルニア大学)

• ジョン=F=ケネディ(アメリカン大学)

• ジョディ=フォスター(エール大学)

• コリン=パウエル(フィスク大学)

• スティング(バークリー音楽大学)

• ベン=アンド=ジェリー(サザンプトン大学)

• ビル=クリントン(プリンストン大学)

• スーザン=ソンタグ(ウェルズリー女子大学)

• テッド=ターナー(ノースカロライナ大学チャペルヒル校)

• ロバート=レッドフォード(クレアモント大学院大学)

• マデリン=オルブライト(マウントホリヨーク女子大学)

• トム=ブロコウ(コネチカット大学)

• ロナルド=レーガン(ノートルダム大学)

• ダン=ラザー(テキサス大学オースティン校)

• パトリック=スチュアート(ポモーナ大学)

• ハンク=アーロン(エモリー大学 法科大学院)

• ロス=ペロー(ボストン大学)

• バーバラ=ブッシュ(ウェルズリー女子大学)

• ジョン=グリシャム(ミシシッピ大学)

• ケン=バーンズ(ハンプシャー大学)

• ラルフ=ウォルド=エマーソン(ハーバード神学校)

• ジョージ=C=マーシャル(ハーバード大学)

• グロリア=スタイネム(スミス女子大学)

これから社会に羽ばたいていく人向けなので、内容はとても力強く、示唆に富んでいます。だから落ち込んでいるときには読まない方がいいタイプの本だと思われる

コリン=パウエルのスピーチの大部分が人種差別にまつわる話だったんだけど、彼のような軍人として最高位に上り詰めた人であっても、やはり人種差別の話をせざるを得なかった(という言い方が適切かどうかわからないけど)ことが特に印象的だった

これもまたアメリカの現実の一面なんだろうか

ほかにも印象的だった言葉をいくつか

あなた方がある日、もう本を読む暇がない—あるいは音楽を聴く暇がない、絵を見る暇がない、映画を見る暇がない、知力を養うことをする暇がない—と自分が独り言を言っているのを聞いたら、それは歳をとったということなのです(スーザン=ソンタグ)

ひょっとしたら、聞いてらっしゃる皆さんのなかで、いつか、私のあとを継ぐ方も出られるかもしれませんね。大統領の配偶者として、ホワイトハウスを取りしきる方が。(バーバラ=ブッシュ)

バーバラ=ブッシュのスピーチは1990年のものだけど、このとき彼女はこのスピーチからおよそ20年後に女性大統領候補が出てくることを考えていたのだろうか、きっと夢にも思ってなかったかもしれないと思いました

_ [movie]GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0

95年公開時には映画館で見ていないので、今回映画館の音響で見ることができたのが何よりよかった

音もだいぶ変わっていたようですが、よかったと思います。声も録り直しているみたいですね。草薙素子は今回の方がよかったかな

映像に関しては、3DCGと2DCG、新しく描いたセル画と古いセル画が混在しているせいか、「画面の荒さ」が一定していなくて、それがちょっと気になった(目が疲れてしまった)

あと、色合いがだいぶ変わっていたけど、これは95年公開版の青〜緑の方がよかったな

映像がパワーアップしていてとてもよかったんだけど、単純にどちらの映像が好きかと言ったら、95年公開版の方だな。本当にこれは、単なる好みの問題。できの問題ではない

人形遣いですが、最初に聞いたときはえーっと思った。でも、終盤の草薙素子とのやりとりの部分は、今回の榊原良子の方がしっくり来ました。95年公開版の家弓家正の声もよかったけど今回の榊原良子もいい

_ [物欲]ルタオのチーズケーキ2種

黄金週間に北海道旅行をして、各所へのおみやげはルタオのチーズケーキにしたんだけど

おみやげを買うのに一生懸命で自分の分を買うのを忘れてしまった

だからというわけじゃないけど、自宅にDMが届いたときに買ってしまったよ

「ドゥーブルフロマージュ」と「パフェ・ドゥ・フロマージュ」のハーフサイズ。「パフェ・ドゥ・フロマージュ」は限定品らしい

どちらもおいしかった☆

_ [物欲]風の方向を変える

暑いのが苦手で、なおかつエアコンの冷風が苦手なわたしには辛い季節です

なので、エアーメイトを導入

冷気が穏やかになって、かなり過ごしやすくなりました

_ [雑多]嘘をつくなら大きくついた方がかえってばれないと言うけれど

履歴書で嘘をつくのはやめた方がいいと思うぞ

履歴書に嘘発見、人事担当者の約半数

これはアメリカの例だけど、日本も大して変わらないでしょう

職歴をごまかして書いたけど、社会保険の加入履歴から嘘がばれてしまった、なんてケースを聞いたことがある

しかし、わたしはアメリカで使われている履歴書がどんなものか知らないけど、やはり写真を貼るものなのだろうか

これはなにかの雑誌で読んだ話だけど、ある大学の先生は、定年まで「自分は28歳」で押し通したそうだ。ここまで大胆？だと、かえって誰にも突っ込まれないとか。まあ、突っ込む気も起きないだろうけど