自宅サーバにAIXを導入したのでその備忘録(2)
まずは、AIXそのもののインストールを書こうとも思ったけど、ここに
綺麗にまとまっているので省略。
今回は、LDAP関係やら。
LDAPを入れる目的は、ログインアカウントと独立した、SMTPアカウント、メールアドレス、
POP/IMAPアカウント等を管理する為でした。
使用するLDAPは、Tivoli Directory Server V6.2(以下TDS) を使用することとした。
(これが、はまり道の2歩目。ちなみに1歩目はAIXの使用)
ちなみに、OpenLDAPを使用しなかった理由は趣味だからです。
TDSのバックエンドがDB2なのに対し、OpenLDAPはBerkeley DBなのもちょっとあり。
インストール自体は、ここに書いてありますが、基本的にはメディア(orダウンロード&展開した場所)で、
install_tds.bin
を実行し、あとは指示にしたがっていけば完了します。
この後、つらつら書くことになると思われるLDAP自体の運用などについては、下記の本が有用と思いましたので紹介しておきます。
また、DovecotやSamba、PHP等でLDAPを使用する為に、libldap.a/liblber.a等が必要になりますが、これはTDSのものが使えないので、AIX Toolbox for Linux Applicationsにある、OpenLDAPをインストールしました。
が、、、、、
バージョンの関係等から、結局セルフビルドとなりました。
なので、Berkeley DBもビルドしました。
ちなみに、cyrus-sasl に関しては、ldapdbの使用ではTDSに接続出来なかったので、
TDSのサンプルコードとldapdbのコードを元に、libidsldapdb.soを作りました。
※1 saslauthdは、そのままで使用できます。
※2 libidsldapdb.soが欲しい方はご連絡ください。