HTC Desire の rootをとってみた

 夏頃に手に入れた HTC Desire (not x06ht)を秋口にrootedしたので、そのメモ。

※ その前に、1年放置しているAIXのまとめが先?

※※※ root取得は自己責任で、行ってください。ここに書かれていることは無保証です。
※※※ root取得により基本的に公式サポートは得られなくなります。
※※※ また、失敗すると一切使えなくなる可能性もあります。
※※※ unrootedの方法もなくはないですが、必ず出来るとは限りません。
※※※ ここを見てroot取得をトライして、失敗しても当方は一切責任を持ちません。
※※※ Windowsで行っています。

 当初は、GoldCardなるものを作ってあれやこれやで大変だったのですが、unrevokedのおかげで
とても簡単にrootが取得できます。

自分のDesireはLSCD仕様の為、HBOOTのバージョンが0.93でunrevokedが対応していなかった
のですが、v3.2(でいいのかな?)からは問題なくroot化が出来るようになっています。

手順

  1. 必要なファイルのダウンロード
    1. unrevokedからDesireの写真をクリック。
    2. unrevoked3 をクリックし、reflash_packageをダウンロード
    3. More info? を開き、上段付近のthese HBOOT drivers.から、unrEVOked modified USB driverをダウンロード
  2.  HTC Syncをインストールし、USBドライバーを残しアンインストール。
    • ※ HTC Syncのインストールの途中で、Adobe AIR と USBドライバーのインストール後、
      HTC Syncのインストーラーが起動するので、これをキャンセルでもOK。
  3. Desireの電源を切り、PowerボタンとVolume Downボタンを同時押しして、HBOOT画面まで起動。
  4. HBOOTの画面が出ている状態で、PCにUSBケーブルで接続する。
  5. デバイスマネージャーを開き、その他のデバイスAndroid 1.0 となっているデバイスを右クリックし、
    デバイスソフトウェアの更新を選択。
  6. 上記でダウンロードした USBドライバーを選択し、更新。
    デバイスマネージャー上で、Android Phone ⇒ Android Bootloader Interface となっていればOK。
  7. Desireを通常起動させ、USBデバッグにチェックを入れて充電のみでPCに接続する。
  8. あとは、reflash_packageを起動すればお任せでroot取得をやってくれる。
    • 途中 に再起動もあり、長時間反応がない状態が続くが、絶対にPC/Desireとも電源をきらないこと。
      さもないと、Desireが文鎮になる可能性あり。
  9. Desireが通常起動してきて、アプリ一覧にsuperuser permissionがあれば、成功です。

以下、ちょっとした補足。

 標準では、カスタムリカバリーがclockworkmodになるが、それ以外のカスタムリカバリーを使用したい場合は、
7.のDesire接続前にreflash_packageを起動し、FileメニューからCustom Recoveryにてリカバリファイルを
選択し、画面下のところRecovery image: のとことがcustomと出ている状態で、Desireを接続すれ
ば選択したリカバリーを使用してのroot取得が実行されます。